近年巷で話題になっている現金化手法「後払い現金化」についてまとめてみました。
後払い現金化とは、支払いが後日でOKな決済アプリ・サービスを利用した方法で、スマートフォンさえあれば誰でも利用可能です。
クレジットカードの限度額がMAXになってしまった、クレジットカードを持っていないという人は是非検討してみてください。
今話題となっている新しい現金化スキーム「後払い現金化」。後払い型(非チャージタイプ)の決済アプリを用いる方法やキャリア決済の利用、バーチャルカードの活用等があります。仕組みやメリット・デメリットについてまとめたページです。
近年巷で話題になっている現金化手法「後払い現金化」についてまとめてみました。
後払い現金化とは、支払いが後日でOKな決済アプリ・サービスを利用した方法で、スマートフォンさえあれば誰でも利用可能です。
クレジットカードの限度額がMAXになってしまった、クレジットカードを持っていないという人は是非検討してみてください。
まず、後払い現金化には欠かせないツール「後払いアプリ」からご説明していきます。
後払いアプリとは、文字通り「後払い型」の決済アプリのことで、商品購入やサービスを受けた時の支払いに使用できる言わばクレジットカードのようなサービスです。
なぜ後払い型という言い回しをしているかというと、決済アプリには「前払いタイプ(チャージ型)」と呼ばれるものもあるためです。
チャージは基本的に銀行振込・コンビニ払い・クレジットカード払いとなるため、わざわざ事前にチャージをしてまで現金に換える意味がありません。
そのため、現金化を目的とするのであれば「後払いタイプ(非チャージ型)」を選ぶ必要があります。
なお、決済アプリは今や星の数ほど存在していますが、後払い型は意外にも多くありません。
さらに、現金化をするにはインターネット決済が可能なサービスを選ばねばならないため、さらに選択肢が限られてしまいます。
チャージ型の例 | 楽天ペイ、モバイルSuica、d払い |
---|---|
非チャージ型の例 | メルペイ、ペイディ、PayPay、NP後払い |
例えば、上記のうちモバイルsuicaはインターネット決済に原則対応していない(端末をタッチする必要がある)ため、一般的な現金化サービスではミスマッチです。
つまり、後払い現金化を目的とするのであれば
の2つを満たす必要があるということになります。
前述した条件を満たす決済サービスはいくつかありますが、中でも以下のアプリは使いやすく、人気も上々のようです。
ただし、後払い現金化を「業者」に頼む場合、当然ですが業者側が同決済方法に対応している必要があります(後払い現金化業者はこちら)。
余裕があれば、事前に確認を取ってからアプリのダウンロード及び登録を進めた方が良いでしょう。
あと払いペイディ(paidy)は、身分証明書と顔写真の撮影のみで利用が開始できる後払い型の決済サービスです。
後払い現金化でも人気が高いアプリで、正に後払いアプリの王道と言えるでしょう。
上限は定められておらず、自身で設定&利用に応じて上昇してゆく仕組みなので、いざという時のために登録だけは済ませておいても良いかもしれません。
後払いワイドも、本人確認書類の提供とSMS認証で利用できる後払い型の決済アプリです。
初回10万円までという縛りがあるものの、2回目以降は30万円まで広がるため、クレジットカードと遜色ない金額を手に入れることができます。
ただし、利用条件の一つに「安定した収入」があるため、仕事をしていない・学生等の場合は審査に通らない可能性があるので注意しましょう。
NP後払いはなんと審査不要で利用可能な決済アプリです。
文字通り「後払い型」のため、利用した金額を後日コンビニ払いや銀行振込、請求書払いにて支払う仕組みとなっています。
審査は不要ですが、限度額が55,000円と他の決済アプリに比べて低めのため、ちょっとした現金化に適している後払いアプリと言えるでしょう。
キャリア決済とは、携帯電話料金の支払いと一緒に行う後払い式の決済方法です。
クレジットカードと仕組みは全く同じであるため、クレジットカードを持っている人にとっては特段利用する必要はないかもしれません。
しかしながら、何らかの理由でクレジットカードを持てない方や、ショッピング枠までをも使い切ってしまった場合にはマッチする手段と言えます。
キャリア決済は店頭で利用できるところは少なく、主にネット通販やオンラインサービスの決済を用いるため、購入する商品や利用する業者がポイントとなるのです。
キャリア決済のサービス概要や当該決済方法の利用した現金化は以下の通りです。
キャリア別の限度額は以下の通りです。
docomo | 上限10万円、基本設定5万円、未成年1万円 |
---|---|
Softbank・Y!mobile | 上限10万円;未成年2万円、12歳以下2千円 |
au | 上限10万円、未成年1万円、12歳以下1,500円 |
格安SIM系 | 原則キャリア決済非対応 |
以前はクレジットカードを持てない未成年からの需要もありましたが、現在は未成年者だと限度額が2万円のため、調達出来る額はクレジットカード現金化よりも低くなります。
昨今はスマホに連動した電子マネーや〇〇Payといった決済サービスが普及しているので、キャリア決済の需要そのものが下がっているという事情もあるようです。
しかしながら、最終手段として今もなお一定の需要があるのもまた事実です。
キャリア決済を利用した現金化は、以下の2つが主流です。
前者は、キャリア決済対応のクレジットカード現金化業者を選べばよいですが、後者については少し工夫をしなければなりません。
なぜならば、高額換金が見込める「新幹線チケット」「Amazonギフト券」などはキャリア決済で直接購入することができないためです(以前はPINCOMというサービスを通じてAmazonギフト券買取を利用する方法がありましたが、現金化利用が多いことで現在はAmazonギフト券の購入が不可になっています)。
ただし、各キャリアが直接Amazonギフト券を販売している場合は購入が可能で、例えばSoftbankであれば公式ページから「Softbankまとめて払い」でAmazonギフト券を購入できます。
Softbank公式サイト https://www.softbank.jp/mobile/info/personal/news/service/20150803b/後は仕入れたAmazonギフト券を買取業者又は第三者へ転売すれば完了です。
また、ドコモ・auユーザーの場合は
という手もありますが、手間がかかるため素直に現金化業者を使ってしまった方が良いでしょう。
クレジットカード現金化の手数料は、10万円以下の利用で店頭表示の換金率85~92%、実質換金率で80%前後が相場ですが、キャリア決済の場合キャリア側にも手数料を支払わねばならない都合上、実質換金率だと70%前後にまで下がってしまうこともあります。
また、キャリア決済に対応するための初期導入コストが高く、クレジットカードに比べて利用者や集客アップ効果が低いという点も手数料が高い理由です。
こうした事情から、取り扱いをしている業者自体が少なく、対応業者でもクレジットカード現金化よりも悪い条件での対応になっています。
クレジットカードを使える状況なのであれば、クレジットカード現金化を選んだ方が良いのは間違いありません。
バーチャルカードとは、簡単に言うと「実物がないクレジットカード」のことです。
クレジットカードと同様に「カード番号」「有効期限」が付与されるため、インターネットでの買い物や支払いに使うことができる優れものです。
どのようにして後払い現金化をするのか、そのスキームを解説していきます。
バーチャルカードは別名バーチャルプリペイドとも呼ばれ、事前にチャージしなければならないサービスがほとんどです。
例えば、バーチャルカードのパイオニアでもある「バンドルカード(VISAが発行するプリペイド式カード)」でも事前チャージが必要で、コンビニや振込等でチャージした分しか使用することができません(後述しますが、バンドルカードでは一部を後払いに回すこともできます)。
しかしながら、近年では「後払いタイプ」のバーチャルカードが増えてきており、上手く活用することによって現金化ができるようになりました。
つまり、後払いアプリと同様にバーチャルカードも後払い型(非チャージタイプ)を選ぶ必要があるのです。
考え方としては「後払いアプリ」と同様です。
後日決済が可能なバーチャルカードを申し込み、後払い現金化業者又はバーチャルカード対応のクレジットカード現金化業者に現金化を依頼するという流れとなります(もちろんセルフ換金も可能で、通常のクレジットカードと同様に使うことができるため、キャリア決済よりも汎用性は高いです)。
現在後払いに対応しているバーチャルカードには以下のようなサービスがあります。
先ほどは「チャージが必要」と紹介しましたが、特定のチャージ方法(ポチッとチャージ)を選べばチャージ分を後払いすることができます。
限度額は50,000円とやや低めですが、審査がほぼ無い(氏名・生年月日・メールアドレスの提供及びSMS認証のみ)ため、利便性は高いでしょう。
支払いは翌月末までの好きなタイミングでOK(例えば9/10に使用した分は10/31までに支払う)なので、ちょっとした現金化には打ってつけのサービスです。
こちらは前述した「あと払いペイディ」のバーチャルカード版です。
ペイディアプリをダウンロードすればカード番号や有効期限、セキュリティコードが付与されるため、VISAマークのついている店舗であれば自由に買い物ができます。
買い物後に「3回あと払い」に変更が可能なため、余裕をもって返済ができるという点も大きな魅力と言えるでしょう。
なお、限度額は自身で設定可能ですが、支払方法によっては都度審査が必要なため、希望額に満たない可能性がある点に注意が必要です。
現金化業者には、以下の2パターンがあります。
サービス内容に大きな違いはないため、その日の換金率や振込スピード、自身が使用している後払い決済に対応しているかどうか等で決めると良いでしょう。
なお、後払い現金化業者の換金率は初回利用であれば90%前後と中々の高水準です。
ホットなうちに利用しておくというのもアリかもしれません。
「バーチャルカードの登録」と「セルフ換金」を実際にやってみました(業者に頼む方が早いし楽ですが、あまりにも味気ないのでセルフ換金にしました)。
使用したバーチャルカードは、審査がほぼいらない「バンドルカード」。
まず、バンドルカードには以下の2つの方式があります。
リアルプリペイド方式は、その名の通り支払時に店員さんに直接情報を伝える又は直接手渡して決済する方法なので、従来のクレジットカードと同じ使い方は全く同じです。
一方、バーチャルプリペイド方式はカード情報を自身で入力する方法であるため、ネットショッピング等で活用する事が可能です。
つまり、後者であれば
「リセールバリューの高い商品をインターネットで購入」→「売却」
という流れで現金を得ることができます。
それでは、登録するための手順や概要、メリットを改めて確認していきましょう。
登録の手順は以下の通りです。
ご覧の通りバンドルカードには「審査」がありません。
ちゃんと利益が出ているのか心配になりますが、ブラックなどでクレジットカードが作れない人でもスマホさえあれば登録できるという点は非常にありがたいです。
残高が無くては使えないので、チャージする必要があります。
右上の「チャージを選択」「申込み」の手順で進めるとSMSで認証番号が届くので、当該番号及びチャージしたい金額、支払い方法等を入力すればOKです。
「ポチっとチャージ」では一度のチャージが2万円までとやや低いのですが、なんと回数に制限がありません。
つまり、理論上何度でも利用することが可能です(2022年10月時点では上限5万円)。
なお、筆者の場合は「利用可能金額3万円」となっていたので、上限は徐々に上がっていくものと思われます。
当然ですが、チャージした分は翌月末までに支払わなければならない(コンビニ・銀行ATMなど)ため、使い過ぎにはくれぐれもご注意ください。
これで現金化をするための準備は完了です。
試しに1万円がいくらになるのか、チャージ→商品化→現金化という流れで実際に現金化してみようと思います。
使う商品は換金が簡単な「Amazonギフト券」にしました。
まずはAmazonへログインしてAmazonギフト券を購入します。
換金目的であれば「Eメールタイプ」の方が早いので、そちらを選択しましょう。
決済方法を「クレジットカード」にし、予め登録しておいたバンドルカードの情報を入力すれば登録が完了し、チャージした分の残高から利用額が決済されるという仕組みです。
なお、Amazonでは新たにクレジットカードを登録する場合、利用可能なカードかどうかをチェックするため、1円だけ決済されてしまう点に注意しましょう。
手続きに関してはこちらに詳細があるので割愛しますが、今回は1万円でもそれなりに換金率が良い「アマトレード」に依頼しました。
アマトレードの詳細はこちら比較的新しい業者ではありますが、初回換金率が高く・スピードも上々です。
申し込みから10分ほどで振込が完了し、これで一連の流れは終了となります。
実際に現金化してみた結果をまとめると、概ね以下の通りとなりました。
換金額 | 楽天ペイ、モバイルSuica、d払い |
---|---|
チャージ手数料 | ▲500円 |
買取手数料 | ▲800円 |
残高 | 8,700円 |
最大換金率 | 87% |
換金までにかかった時間は以下の通りで、合計15分くらいでした。
デメリットを挙げるとすれば、やはり一回辺りの利用可能額が低いという点でしょうか。
この辺りは信用によって上がっていくものと思われますが、新規利用で2~3万円が限度と考えると使う場面は選ぶかな、というのが正直な感想です。
また、今回Amazonギフト券を選んだのも失敗でした。
専門の後払い業者に依頼すれば90%は見込めましたし、手間も少なくて済みました。
後払い現金化を検討中であれば、素直に業者に依頼してしまった方が良いでしょう。
繰り返しになりますが、後払い現金化のメリットは「審査がほぼ無い」「クレジットカードが無くても利用可能」という点です。
よって、3万円以内の現金化であればお勧めできますが、クレジットカードを持っているのであれば通常のクレジットカード現金化の方がメリットは大きいでしょう。
もちろん、利便性・スピード・換金率はどれも悪くないので、万が一に備えてスマートフォンにダウンロードしておいても決して損はないと思います。
「ちょっと足りないが、クレジットカード現金化業者まで使うのは面倒」などのシーンでオススメしたい現金化手法です。